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2016/07/05

独断的映画感想文:欲動

日記:2016年7月某日
映画「欲動」を見る.0
2014年.監督:杉野希妃.
出演:三津谷葉子(ユリ),斉藤工(千紘),コーネリオ・サニー(ワヤン),杉野希妃(九美),トム・メス(ルーク),髙嶋宏行(木村),松崎颯(イキ).
千紘と妻で看護師のユリは,千紘の妹・九美が夫ルークと暮らすバリ島を訪れる.臨月を迎え自宅出産を希望する九美の求めに応じたのだが,千紘は重い心臓病を患っていた.3
暫くはバリのゆったりとした時間の中で観光を楽しむが,やがて千紘は自身の予後に苛立ちを見せる様になり,ユリにも暴言を吐く.ユリは一人バリの田園をさ迷ううち,カメラマン木村に強引に誘われ酒場に連れ込まれる.
木村が友人・イキと男色にふけるのを目撃したユリは酒場を飛び出そうとするが,ビーチボーイのワヤンに体を求められる….2
コンセプト的には病気の為関係がとげとげしくなった男女が,バリの開放的な自然と人間関係の中で愛と性の再生を果たす,という映画なのだろうか.
しかし登場人物は(ワヤンを除いては)いずれも何を仕事にしているか判らない高等遊民の様な人たち.異国で自宅出産する妹と心臓病をおしてやって来る兄,という設定はあまりに異常だ.
その割には冒頭の千紘・九美兄妹夫婦の食事シーンは,バリのこの状況下のシーンという緊迫感は全くなく,どこにでもある様なだらだらとした会話が延々と続く.1
登場人物への共感が持てないうちに,とっ散らかった印象のまま映画は終わってしまった.
南国にロケしてセックスシーン豊富な映画を撮ると,こういう傾向が避けられないものなんでしょうか.ぴんと来ない映画だった.
★★★(★5個が満点)
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