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2016/12/18

独断的映画感想文:怒り

日記:2016年12月某日
映画「怒り」を見る.
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2016年.監督:李相日.
出演:渡辺謙(槙洋平),森山未來(田中信吾),松山ケンイチ(田代哲也),綾野剛(大西直人),広瀬すず(小宮山泉),佐久本宝(知念辰哉),ピエール瀧(南條邦久),三浦貴大(北見壮介),高畑充希(薫),原日出子(藤田貴子),池脇千鶴(明日香),宮﨑あおい(槙愛子),妻夫木聡(藤田優馬).
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八王子の住宅街で夫婦が惨殺されて1年,指名手配された犯人は未だ捕まらない.
千葉の漁港で働く槙洋平の娘愛子は家出先から連れ戻されたが,彼女の不在中に父が雇ったバイトの田代と愛し合うようになる.その田代は八王子事件の逃走犯に酷似していた.
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ホスピス入院中の母を持つ藤田優馬は心優しいゲイ,たまたま出会った大西直人と愛し合い,家に連れ帰って共に暮らすようになる.
しかし直人の前歴は不詳,直人は八王子事件逃走犯の整形後の顔と酷似していた.
本土から沖縄に母とやって来た小宮山泉は,友人の知念辰哉と訪れた無人島の廃墟で暮らす田中信吾と出会う.本音で話せる田中に心を許す泉だったが,辰哉と出かけた那覇で事件に巻き込まれる….
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田代,大西,田中の3名が八王子事件の逃走犯を疑われるというミステリーだが,3つの物語には何の関連性もない.その点はいささか残念だが,俳優陣は誠に見応えあり.
若手がおしなべて良いが,特に短い出番ながら強烈な存在感だったのは高畑允希.彼女が優馬と語り合うシーンには胸を打たれた.5_2
宮崎あおいの純情,綾野剛のはかなさ,広瀬すずの怒りは,いずれも期待通りの出来.3つの物語にはそれぞれ愛があり裏切りがある.その中から生まれる怒り.
映画はヘビーだが,圧倒的な演技陣の迫力はかけがえのないものだ.
★★★★(★5個が満点)
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