独断的映画感想文:龍三と七人の子分たち
日記:2016年11月某日
映画「龍三と七人の子分たち」を見る.
2015年.監督:北野武.
出演:藤竜也(龍三親分),近藤正臣(若頭のマサ),中尾彬(はばかりのモキチ),品川徹(早撃ちのマック),樋浦勉(ステッキのイチゾウ),伊藤幸純(五寸釘のヒデさん),吉澤健(カミソリのタカ),小野寺昭(神風のヤス),安田顕(京浜連合ボス・西),矢島健一(京浜連合・北条),下條アトム(京浜連合・徳永),勝村政信(龍三の息子・龍平),萬田久子(キャバクラのママ),ビートたけし(マル暴の刑事・村上).
引退したヤクザ龍三は,息子の家に同居しているが居心地の悪い日々.
夏休みに息子一家が出かけた折に昔の仲間を呼び集め飲み会を開催するが,会社のトラブルで急遽帰宅した息子に追い出される.
マサのアパートに転がり込んだ一同は,そのメンバーで組を結成することにし,昔のシマで荒っぽいしのぎを拡大している京浜連合と対決することになるが….
殺しの実績では実力者揃いのロートルヤクザが,現代の暴力団と抗争するヤクザコメディ.北野監督の悪い癖が出た一人遊びのくだらない映画.
そうそうたる俳優を使いながら,下品で荒っぽいギャグを重ねただけのクソ映画で,最後まで見るのが苦痛である.見るべきものは何もない.
ベテラン俳優の奮闘に敬意を表し★★★.本当はなし.(★5個が満点)
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