独断的映画感想文:劇場版MOZU
日記:2017年1月某日
映画「劇場版MOZU」を見る.
015年.監督:羽住英一郎.
出演:西島秀俊(倉木尚武),香川照之(大杉良太),真木よう子(明星美希),池松壮亮(新谷和彦),伊藤淳史(鳴宮啓介),杉咲花(大杉めぐみ),阿部力(村西悟),伊勢谷友介(高柳隆市),松坂桃李(権藤剛),長谷川博己(東和夫),小日向文世(津城俊輔),ビートたけし(ダルマ).
2シーズンにわたるTVドラマの解決編として作られた映画.
TVドラマファンからは圧倒的支持がある様だが,これを初見で見るには映画一般で与えられる情報が殆ど略されているので混乱する.その意味では映画の必要条件を満たしていない.
アクションシーンにはそれなりのものが見られるが(特に松阪桃李と池松壮亮の死闘は迫力がある),善玉は刺されても撃たれてもぴんぴんしているし御都合主義が激しい.
西島秀俊が突然「ペナム共和国」に現れ,しかもその時点で守るべき少女が既に奪われているというシーンは,説明すべきレベルが2段階飛ばされた感じで,なんぼ何でも酷いと感じた.
という訳で見るべきものに乏しい,好きな俳優がアクションで頑張っているという以上のものは無い映画.
★(★5個が満点)
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