独断的映画感想文:SPY スパイ
日記:2017年1月某日
映画「SPY スパイ」を見る.
2015年.監督:ポール・フェイグ.
出演:ジェイソン・ステイサム(Rick Ford),ジュード・ロウ(Bradley Fine),メリッサ・マッカーシー(Susan Cooper),ローズ・バーン(Rayna Boyanov),ミランダ・ハート(Nancy B. Artingstall),ボビー・カナヴェイル(Sergio De Luca),アリソン・ジャネイ(Elaine Crocker),ジェシカ・チャフィン(Sharon).
本格的スパイ映画のスタイルを取った本格的コメディ映画.
CIAの敏腕スパイ・ブラッドレイは,優秀なサポート要員・スーザンのおかげで大活躍,しかし移動型核爆弾を持つレイナに近づいたブラッドレイはレイナに倒されてしまう.
他のエージェントの身元も敵にばれているらしく(二重スパイがいるらしい),太っちょで中年女性のスーザンは,自ら敵地に乗り込みレイナ等と対決する決意をする.
やむなくスーザンをパリに送り込むCIA,しかし意外にもスーザンは外国語ぺらぺら,格闘技や銃器の扱いもうまく,何と見込まれてレイナが自身のボディガードに採用するが….
そこそこ良くできた映画で,スーザンのスーパーエージェントぶりと,頭脳が筋肉としか思えないリック等の対比がおかしい.
特にスーザンが敵の女性エージェントと,ホテルの厨房でフライパン対肉切り包丁で渡り合う格闘シーンは見応え有り.
この監督は現場で思いつきの台詞を俳優に言わせる癖があるらしく,その為メイキングやNG集の内容はめちゃくちゃ面白いが,本編の方は逆に意味不明の台詞が続出.
そういう意味でちゃらんぽらんさの感じられる映画である.
★★★(★5個が満点)
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