独断的映画感想文:はじまりは5つ星ホテルから
日記:2017年4月某日
映画「はじまりは5つ星ホテルから」を見る.
2013年.監督:マリア・ソーレ・トニャッツィ.
出演:マルゲリータ・ブイ(Irene Lorenzi),ステファノ・アコルシ(Andrea),レスリー・マンヴィル(Kate Sherman),ファブリツィア・サッキ(Silvia Guerrieri),ジャン・マルコ・トニャッツィ(Tommaso),アレッシア・バレーラ(Fabiana).
イレーネは世界中の五つ星ホテルのサービスを査定する覆面調査員.出張しては高級ホテル生活を送りながらサービスを厳しくチェックする.
帰宅すれば元カレのアンドレアとつき合ったり,そそっかしくてしょっちゅう失くしものをしている妹・シルヴィアの一家と過ごしたり,自分の生活に満足していたイレーネだが….
40才独身の女性が人生の過ごし方に疑問を感じ始め,別の視点の行き方を求めていく過程を描く.といっても肩のこる映画ではなく,ドラマチックな物語の展開がある訳でもないほのぼの映画.
実在の五つ星ホテルのサービスぶりや,美しい各地のロケが素敵な映画.イタリア映画だが,やや国籍不明で(主人公がいろいろな国に行くからでもあるが),フランス映画だと言われてもジャパンドメスチックな小生には区別は付かない.
ただし映画として隙は無く,充分楽しめる.★★★☆(★5個が満点)
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