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2017年6月に作成された記事

2017/06/28

独断的映画感想文:ヒメアノ~ル

日記:2017年6月某日.
映画「ヒメアノ~ル」を見る.0
2016年.監督:吉田恵輔.
出演:森田剛(森田正一),濱田岳(岡田進),佐津川愛美(阿部ユカ),ムロツヨシ(安藤勇次).
何という満足もなく日々を暮らしている清掃会社のバイト・岡田は,先輩の安藤から喫茶店のバイト・ユカへの恋のキューピッド役を強制される.1_2
一緒に行った喫茶店で高校の同級生・森田と再会した岡田は,ユカから森田がストーカーらしいと相談を受ける.安藤先輩は自分らがユカを守ると色めき立つが,安藤先輩の告白を伝えた岡田に,ユカは岡田が好きだと打ち明ける.
安藤先輩との関係に悩みつつ,岡田はユカと深い仲になってしまうが,それを知った森田は岡田を殺そうと動き始める.森田は高校生の時,自分をいじめ抜いた同級生を襲って殺した過去があった….
コミックを原作とした映画.2
前半はちょっと気味の悪いラブコメかと思いきや,後半は猟期連続殺人事件となる.原作がコミックのせいか,登場人物のキャラクターがいちいち極端すぎて,穏やかな気分で画面を見ていられない.
一方でそのキャラクターを演じる俳優はいずれも好演,特に画面に登場した瞬間から強烈な違和感を発散する森田剛,こういう先輩とだけはつき合いたくないと思わせるムロツヨシは,見応えあり.安藤先輩はむしろ,更に尖って活躍した方が良かったと思うが,意外な結末となったのは残念.
面白かったが生理的には見辛い映画.
★★☆(★5個が満点)
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独断的映画感想文:クリミナルズ

日記:2017年6月某日.
映画「クリミナルズ」を見る.1
2011年.監督:ガブリエル・ペルティエ.
出演:ピエール=フランソワ・ルジャンドル(アンドレ・シュプレナン巡査部長),ブリジット・ポゴナ(サボワ巡査),ノルマン・ダムール(ジングラ巡査部長),ミシェル・ラピリエール(アセリン),ステファニー・ラポワント(ロザリー).
フランス語圏カナダの映画.一部ネタバレあり.
海に囲まれた孤島で,地元市長の娘が殺害・暴行される事件が発生,地元警察のアンドレ巡査部長と派遣されてきた殺人課の刑事が,互いを意識しながら捜査を進める.
捜査の常道を進める刑事と地元ネットワークを駆使して容疑者をリストアップしていくアンドレ達地元勢.アンドレは別居中の妻と同居している娘がおり,娘は被害者とも夜遊び仲間だったらしい.
相棒のサボワ巡査はアンドレに心酔しているが,アンドレは水を見るとパニック障害になる持病もあって,悩みは絶えない状況.
映画の方は本格的ミステリーで,謎解きの面白さを追求する展開だが,登場人物は多く話は込み入っていて,殺人事件に並行して麻薬の密輸という事件も絡んでおり,事件背景もいまいち掴みにくい.
結果はアンドレの推理が的中してめでたしめでたしとなるかと思いきや,犯人逮捕という結果にはならず,やはりアンドレは詰めが甘い.あまりすっきりとはしない結末だった.という訳で★★☆(★5個が満点).
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2017/06/23

独断的映画感想文:クー嶺街少年殺人事件

日記:2017年6月某日
映画「クー嶺街少年殺人事件」を見る.
1991年.監督:エドワード・ヤン.1_2
出演:チャン・チェン(小四(シャオスー)/張震),リサ・ヤン(小明(シャオミン)),ワン・チーザン(王茂/小猫王(ワンマオ/リトル・プレスリー)),クー・ユールン(飛機(フェイジー)),タン・チーガン(小馬(シャオマー)),ジョウ・ホェイクオ小虎((シャオフー)),リン・ホンミン(ハニー),チャン・ホンユー(滑頭(ホアトウ)),ワン・ゾンチェン(二條(アーティアオ)),タン・シャオツイ(小翠(シャオツイ)),ヤン・シュンチン(山東(シャンドン)).2_2
国民政府が大陸から台湾に撤退して10年たった1960年,台湾国内はまだ安定せず社会は不安に覆われていた.
上海から移住した張家の次男・小四は夜間中学に通っている.小四の同級生・王茂(ワンマオ),飛機(フェイジー),滑頭(ホアトウ)らは「小公園」という不良グループに属していたが,リーダーのハニーは対立グループ「217」のボスを殺して台南に逃げたらしい.
小四が学校で知り合った少女小明は,ハニーの女だという.小明と親しくなった小四は,ある日対立グループ217に見つかり因縁をつけられるが,転校生で軍の指令官の息子小馬に助けられる.
217グループとの抗争,学校の隣の映画スタジオへの潜入,小明や小馬を中心とした級友達とのつき合いに,小四の生活は過ぎて行くが,或る日ハニーが台南から戻ってくる.一方,小四の父はある晩突然,秘密警察に連行される….3_3
国民政府がまだ大陸反攻を呼号していた1960年代の台湾を舞台に,中学生による殺人事件とその社会的背景を描く映画.
中学とは言え,夜間部だけにかなり年かさの生徒や様々な境遇の生徒がいるうえ,国家の締め付けも厳しく学生生活は緊張感に満ちている.
そのなかで比較的真面目に過ごしていた小四が,ハニーと出会ったことで受けた影響が,思わぬ悲劇に繋がっていく展開が印象的だ.4_2
小四を演じたチャン・チェンはこの映画の後「レッドクリフ」の孫権役等で活躍している.小明は母子家庭の貧しい娘で,大人と子供の両面を持つ複雑なキャラクターだが,演ずるリサ・ヤンはやや魅力不足だったか.いずれにしろ登場人物が大勢で,その人間関係を掴むのも一苦労だった.
本編は4時間に及ぶ長尺で,映画そのものに退屈はしないが,3時間を越すあたりでは中座する客が出始め集中を削がれた.
映画の中でラジオから「潮来笠」の台湾語バージョンが流れていたり,この時代の台湾の風景も興味深い.
★★★☆(★5個が満点)
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独断的映画感想文:ハドソン川の奇跡

日記:2017年6月某日
映画「ハドソン川の奇跡」を見る.1
2016年.監督:クリント・イーストウッド.
出演:トム・ハンクス(Chesley 'Sully' Sullenberger),アーロン・エッカート(Jeff Skiles),ローラ・リニー(Lorraine Sullenberger),アンナ・ガン(Elizabeth Davis).2
2009年1月15日に発生した,USエアウェイズ1549便ハドソン川着水航空事故の顛末.
840mの低空で鳥の群れと遭遇,両エンジン停止という事態に直面したサレンバーガー機長は,冷静で敏速な判断でハドソン川への着水を敢行,乗員乗客155名は全員無事だった.
機長は一躍国民的英雄ともてはやされたが,国家運輸安全委員会の事故調査には左エンジンには推力があったというデータと,コンピュータシミュレーションではラガーディア空港に帰還可能だったという資料が提出され,機長は厳しい追及を受ける….3
95分間の作品.
この物語の経過と結末は誰もが知っているので,国家運輸安全委員会の結論や各委員の発言等に,大きな脚色は加え得ないと思われる.その為,委員会の結論がどうなるかというドキドキはらはらは感じない.
一方,困難な状況とPTSDとも思える事故後の不安の中で,機長が事故に対処しその後の委員会への対応もきっちりしていたことが示され,感銘的だ.
4
サレンバーグ機長という,アメリカ人が安心して賞賛できるヒーロー像を過不足なく描いて,映画として成功している.
★★★☆(★5個が満点)
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2017/06/10

独断的映画感想文:グランド・フィナーレ

日記:2017年5月某日
映画「グランド・フィナーレ」を見る.1
2015年.監督:パオロ・ソレンティーノ.
出演:マイケル・ケイン(フレッド・バリンジャー),ハーヴェイ・カイテル(ミック・ボイル),レイチェル・ワイズ(レナ・バリンジャー),ポール・ダノ(ジミー・ツリー),ジェーン・フォンダ(ブレンダ・モレル).
2
英国の世界的作曲家・指揮者フレッドは現役を引退し,スイスのリゾートホテルで優雅に休暇を過ごしている.
親友で映画監督のミックは,現役最後の映画を撮ろうと同じホテルで脚本を制作中,主演と頼む女優ブレンダの到着を待っている.
3
フレッドのもとに,皇太子の誕生日記念に彼の名曲「シンプル・ソング」を指揮する様,女王陛下の依頼の使者が来るが,フレッドは何故か断り続ける….
高級リゾートホテルで繰り広げられる,フレッドとミック2人の人生の終盤を語る物語.4
凝りに凝った映像,美しい音楽(特に「シンプル・ソング」は,期待に違わぬ美しさだ),マイケル・ケインの殆ど動かない静謐の演技と,ハーベイ・カイテルの淡々としながらも決然とした演技は,いずれも素晴らしい.5
映画はリゾートホテルでのエピソードを積み重ね,物語が動くのは最終局面に入ってからだが,全く退屈することはない.
最後の演奏場面が終わった後の深い感銘が心に残る映画.
★★★★(★5個が満点)
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2017/06/07

独断的映画感想文:ひつじ村の兄弟

日記:2017年5月某日
映画「ひつじ村の兄弟」を見る.
1
2015年.監督:グリームル・ハゥコーナルソン.
出演:シグルヅル・シグルヨンソン(グミー),テオドール・ユーリウソン(キディー),シャーロッテ・ボーヴィング(カトリン).
2
日本では珍しい製作国:アイスランド/デンマークの映画.
アイスランドの辺境の地でひつじを飼うキディー・グミーの兄弟.優秀なひつじの育成に心血を注ぎ,品評会では常に優勝争いを演じる2人だが,「もう40年も口をきいたことがない」という極端な不仲.
ところがある年,優勝したキディーの羊が疫病に冒されていたことが判明する.5
村の羊は全頭殺処分と決まり,村は悲嘆のどん底に突き落とされるが,老兄弟にとって優れた血統の羊を失うことは,特に厳しい痛手だった.
当局から羊の殺処分と飼料・飼育施設の可燃部分の全面廃棄を命じられた二人だったが….
アイスランドの辺境を舞台に,牧羊への執念と老兄弟の絆を描く映画.
兄弟の不仲の原因は余りはっきりしないが,キディーの性格を嫌った父親が,全ての土地をグミーに相続させたことが原因らしい.3
映画は厳しいアイスランドの自然と不仲の兄弟を描きながら,何とも言えないゆったりした時間の流れと,そこはかとないユーモアが魅力的.
兄弟は口をきかない為,キディーの牧羊犬を互いに使って手紙を伝えあう.この牧羊犬が愛嬌があって可愛い.
またこの地の人達の頑健さも印象的で,飲んだくれて雪の中に倒れ凍りかけていたキディーをグミーの家に担ぎ込み,熱い湯船に放り込むと元に戻る,というシーンにも吃驚.4
終盤の展開は,人間の絆と容赦のない自然の猛威が共に描かれ,余韻に満ちたエンディングとなる.映画の魅力に満ちた作品.
★★★★(★5個が満点)
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独断的映画感想文:鶯

日記:2017年5月某日
映画「」を見る.
1938年.監督:豊田四郎.Uguisu
出演:御橋公(人事主任三好),伊達信(尺八流し),鶴丸睦彦(卯之吉),押本映治(村会議員),北沢彪(小野崎訓導),藤輪欣司(鶏泥棒),汐見洋(医師),霧立のぼる(百姓女),清川虹子(百姓女の母),堤眞佐子(鶯を売る女),村井キヨ(林檎売り),文野明子(ハル),杉村春子(産婆八重),水町庸子(ヨシエ),藤間房子(キン婆さん),堀川浪之助(司法主任),江藤勇(刑事主任),恩田清二郎(齋藤巡査).
15年戦争が始まって8年経っている割には,のどかほのぼの一色の映画.
冒頭は駅の待合室後半は警察署が舞台だが,登場人物には身売りされようとする少女,子連れで長万部まで行こうという男やもめ,むかし曲馬団に売られた娘を探している老女,モグリの助産師,死んだ赤子の香典をすべて飲んで泥酔した尺八吹き等が出てくる.
貧しいものたちの群像劇というわけだが,彼らの問題は全て,鉄道の駅員や警官たちの温情溢れる対応や説諭によって解決する.世の中はこういう映画を求めていたのだろうか.
グランドホテル形式のハッピーエンドで,知っている俳優は清川虹子,杉村春子くらいだが,俳優はいずれも安定した演技で映画としては見応えあり.
農村の風景は(「爛漫」の法被を着たひとが出てくるので,秋田県らしい),自分が小学生だった1960年代前半と基本的には同じ様で,懐かしかった.
★★★☆(★5個が満点)
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2017/06/04

独断的映画感想文:マンチェスター・バイ・ザ・シー

日記:2017年5月某日
映画「マンチェスター・バイ・ザ・シー」を見る.1_2
2016年.監督:ケネス・ロナーガン.
出演:ケイシー・アフレック(リー・チャンドラー),ミシェル・ウィリアムズ(ランディ),カイル・チャンドラー(ジョー・チャンドラー),グレッチェン・モル(エリーズ・チャンドラー),ルーカス・ヘッジズ(パトリック).
4_2
ボストンに住むリーは独り身の便利屋,腕は良いが客あしらいは悪く,おまけに酒場では時に暴力事件を引き起こす.
そのリーに,ボストンから北東にある漁村マンチェスター・バイ・ザ・シーに住む兄ジョーが倒れたとの連絡が入る.リーは急行するが,既に兄は死亡していた.2_2
兄の一人息子パトリックとは,以前リーがマンチェスター・バイ・ザ・シーに住んでいた頃良くつき合った仲だった.パトリックを学校に迎えに行き,兄の死を告げるリー.
翌日弁護士のもとを訪れたリーは,心臓病を抱えた兄が遺言で,リーをパトリックの後見人に指定していたことを知って驚く.リーには,マンチェスター・バイ・ザ・シーに戻って来る訳にはいかない,辛い過去があったのだが….
映画は,過去にリーがマンチェスター・バイ・ザ・シーでパトリックや自分の家族と仲良く暮らしていた時の追憶を交えつつ,パトリックと話し合いながら身の振り方を考えるリーの様子を淡々と描いていく.
3_2
アメリカ映画で描かれる,マサチューセッツ湾周辺の漁村の風景は,いつも美しい.その漁村を舞台にかってあった悲劇が今もリーを苦しめる.
リーを演じるケイシー・アフレックの寡黙な演技がまず素晴らしい.
16歳でホッケーとバスケで活躍しながら2人の女の子とつき合いバンドもやり,且つ父の跡を継いで漁師として暮らすつもりのパトリックが魅力的で,演じるルーカス・ヘッジズも素敵.このキャラクターのユーモアで,悲哀に満ちたこの映画の印象がバランスされている.5_2
音楽も良い.
アルビノーニのアダージョをバックに,リーの直面した事件の回想が描かれるシーンは,圧倒的な悲劇的印象を与えるだろう.
アカデミー賞(主演男優賞・脚本賞)受賞に相応しい見応えある作品.
★★★★☆(★5個が満点)
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独断的映画感想文:マネー・ショート 華麗なる大逆転

日記:2017年5月某日
映画「マネー・ショート 華麗なる大逆転」を見る.1
2015年.監督:アダム・マッケイ.
出演:クリスチャン・ベール(Michael Burry),スティーブ・カレル(Mark Baum),ライアン・ゴズリング(Jared Vennett),ブラッド・ピット(Ben Rickert),メリッサ・レオ(Georgia Hale),ハミッシュ・リンクレイター(Porter Collins),ジョン・マガロ(Charlie Geller),レイフ・スポール(Danny Moses),ジェレミー・ストロング(Vinnie Daniel),フィン・ウィットロック(Jamie Shipley),マリサ・トメイ(Cynthia Baum).
実話に基づく物語.2
2005年,投資ファンドを主催するマイケルは,サブプライムローンを組み込んだ住宅債権がバブル化し,近い将来破綻することを予測するが,その予測は銀行,政府機関,他の投資筋も全く受け入れなかった.マイケルはこれに対し,“クレジット・デフォルト・スワップ(CDS)”という,バブル崩壊時に保険金が入る契約を結び,巨額の保険金を支払うこととする.3
同様に銀行家ジャレット,ファンドマネジャーのマーク,引退したトレーダー・ベンに師事する若い投資家チャーリーとジェイミーもCDSへの投資を行うが….
出だしは経済・金融用語の嵐に途惑い,話は全く頭に入ってこなかった.4
しかし4つのCDS投資グループがはっきりしてきた後は,バブルの状況,格付けの変化,バブル崩壊の勃発と進むドラマを没頭できるようになる.
この映画は,リーマンショックに至る経過での,ウォール街の狂乱,不正,腐敗を指摘し,CDS投資グループの勝利を描くが,それと同時に巨額の損失,年金の喪失,多数の失業といったリーマンショックの悲哀を併せて指摘することを忘れない.登場人物中のマーク,ベン等もその苦悩を表明する.

5
その点で邦題の「華麗なる大逆転」という惹句は不適切・不穏当だろう.
経済・金融用語の飲み込みと多数の登場人物の整理がハードルだが,面白い映画.
★★★☆(★5個が満点)
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