独断的映画感想文:マイ・ベスト・フレンド
日記:2017年9月某日
映画「マイ・ベスト・フレンド」を見る.
2015年.監督:キャサリン・ハードウィック.
出演:トニ・コレット(ミリー),ドリュー・バリモア(ジェス),ドミニク・クーパー(キット),パディ・コンシダイン(ジェイゴ),タイソン・リッター(エース),フランシス・デ・ラ・トゥーア(ジル),ジャクリーン・ビセット(ミランダ).
ミリーとジェスは子供の時からの大親友,初キスも初体験も互いの全てを知る間柄だ.ミリーは傍若無人,過激に暴走するタイプで,ジェスはその後始末や調整に奔走するタイプ.
それぞれ結婚しミリーは2人の子供に恵まれる日々.ミリーは或る日乳がんが発見され,ジェスの協力も得て療養生活に入るが,一方ジェスは不妊治療の甲斐あってようやく妊娠に成功する.ジェスはミリーにそれを打ち明けそびれているうちに,ミリーの病状は進行する….
対照的な二人の女性の友情物語.トニ・コレットもドリュー・バリモアも好きな女優で,二人の競演が見応えあり.
生と死を分かつドラマだが,イギリス映画らしいユーモアもちりばめられ,最後まで楽しめた.特にジェスの出産にミリーが病をおして駆けつけるシーンは感銘的.
ミリーの肉食系の母親を怪演するジャクリーン・ビセットも印象に残った.見て損はなし.
★★★☆(★5個が満点)
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