独断的映画感想文:コーマ
日記:2017年12月某日
映画「コーマ」を見る.
1978年.監督:マイケル・クライトン.
出演:ジュヌヴィエーヴ・ビジョルド(スーザン),マイケル・ダグラス(マーク),リチャード・ウィドマーク(ハリス博士).
スーザンは外科研修医,理想家肌で,恋人で現実主義的なマークとは喧嘩したり仲直りしたり.
ところが学生時代からの親友が虫垂炎の手術で,思いがけなく植物状態に陥る.親友は結局死亡し,病理解剖の結果も原因が見当たらない.
しかしスーザンは調査の結果,過去10例以上の手術中の原因不明の植物状態への転帰があり,しかも全てが第8手術室で発生していることを知る….
謎のネタは割に早い段階で明らかになり,映画の焦点はスーザンに迫る危険のサスペンスとなる.
この映画の最大の見どころは,植物状態に陥った患者が収容される,ジェファーソン研究所のシーンであろう.視覚的に強烈な印象を与えるこのシーンは,他の映画にもコピーされている様だ.このシーンが宣伝ポスターでネタばらしされているのは,ちょっとどうなのかしらと思ってしまう.
★★★(★5個が満点)
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