番外:独断的歌舞伎感想文 日本振袖始(にほんふりそではじめ)
日記:2018年7月某日
国立劇場で歌舞伎鑑賞教室「日本振袖始(にほんふりそではじめ) 一幕―八岐大蛇(やまたのおろち)と素戔嗚尊(すさのおのみこと)―」を見る.
二世藤間勘祖=振付,高根宏浩=美術,野澤松之輔=作曲.-出雲国簸の川川上の場-.主な配役:岩長姫実ハ八岐大蛇(中村時蔵),稲田姫(坂東新悟),素戔嗚尊(中村錦之助).
物語は素戔嗚尊が岩長姫の色香に騙され十握の宝剣を奪われたことや,稲田姫と恋仲になったことなどを事前説明でスルーして,稲田姫が八岐大蛇の生け贄になったところからスタート.
岩長姫が登場して瓶の酒を平らげた挙げ句,稲田姫をひと飲みする前半,本性を現した八岐大蛇と素戔嗚尊の大立ち回りの後半とで構成される.
舞踊劇だが良いテンポで楽しめた.途中の大薩摩も素晴らしく,歌と踊りを堪能した一幕.
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