独断的映画感想文:ハクソー・リッジ
日記:2018年7月ぼ日
映画「ハクソー・リッジ」を見る.
2016年.監督:メル・ギブソン.
出演:アンドリュー・ガーフィールド(デズモンド・ドス),サム・ワーシントン(グローヴァー大尉),ルーク・ブレイシー(スミティ・ライカー),テリーサ・パーマー(ドロシー・シュッテ),ヒューゴ・ウィーヴィング(トム・ドス),レイチェル・グリフィス(バーサ・ドス),ヴィンス・ヴォーン(ハウエル軍曹),ナサニエル・ブゾリック(ハル・ドス),ルーク・ペグラー(ハリウッド).
デズモンドの父・トムは第1次大戦従軍者,戦争体験のためアル中となり,DVをふるう.デズモンドは非暴力を貫くことを信念とするにいたる.
第2次大戦勃発後,兄ハルに続き軍に志願したデズモンドは衛生兵を目指すが,小銃訓練を拒否したため軍法会議にかけられることとなる….
前半はデズモンドが父と恋人・ドロシーの協力で軍法会議を突破するに至る過程,後半は沖縄の激戦地ハクソー・リッジでのデズモンドの苦闘を描く,事実に基づいた映画.
この映画の後半,1時間にわたるハクソー・リッジでの日本軍との激戦は,酸鼻を極めた戦場描写で正視に耐えない.しかし戦争というものは実際こういうものなのだろう.そのことは受け入れざるを得ない.
映画全体としてメル・ギブソンらしいあくの強い映画,唐突な日本軍指揮官の切腹シーンの挿入と言い,共感は出来なかった.
★★☆(★5個が満点)
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