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2018/09/12

独断的映画感想文:ジャッキー/ファーストレディ 最後の使命

日記:2018年9月某日
映画「ジャッキー/ファーストレディ 最後の使命」を見る.1
2016年.監督:パブロ・ラライン.音楽:ミカ・レヴィ.
出演:ナタリー・ポートマン(ジャクリーン・ケネディ(ジャッキー)),ピーター・サースガード(ロバート・F・ケネディ(ボビー)),グレタ・ガーウィグ(ナンシー・タッカーマン),リチャード・E・グラント(ビル・ウォルトン),ビリー・クラダップ(ジャーナリスト),ジョン・ハート(神父).
2
1963年11月.ケネディ暗殺事件から間もない或る日,米誌ライフの記者がジャクリーン・ケネディを訪れる.ジャクリーンは自分が記事を検閲することを条件に,ロングインタビューに応じる.そこで語られる,暗殺直後から国葬までの4日間を中心とした物語.
冒頭,彼女が改装し面目を一新したホワイトハウスの内装が紹介された1962年放映のTV番組が紹介される.未だ31歳,スタッフのナンシーの助力を得ながら堂々とカメラに向かうジャクリーン.初々しい彼女の才気が溢れている.
3
大統領の受傷直後から病院への急行,大統領専用機での副大統領リンドン・B・ジョンソンの就任宣誓に血に汚れた服で立ち会うジャクリーン.彼女はワシントンでボブ・ケネディと会い,初めて心からの悲しみにひたる….
映画は緊張感に満ちている.
深い悲哀と喪失感の中,子供達に父の死を伝え,ケネディの葬られるべき場所を自ら選定し,国葬では棺の後を徒歩で進むことを決定するジャクリーン.ケネディ家・民主党政権のスタッフ・警備関係者等とのやり取りを強い意志で乗り切っていく一方,ケネディとの思い出にひたり牧師に心情を告白する姿は痛々しい.ナタリー・ポートマンの演技は誠に見応えあり.4
またジャクリーンを労る牧師のジョン・ハート,若々しいボブ・ケネディを演じたピーター・サースガードが印象的だった.
冒頭の不安と緊張に満ちた響きから,ラストシーンのある落ち着きに至るミカ・レヴィの音楽も素晴らしかった.見て損はなし.
★★★☆(★5個が満点)
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☆☆☆(6点/10点満点中) 2016年アメリカ=チリ=フランス=香港合作映画 監督パブロ・ラライン ネタバレあり [続きを読む]

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