独断的映画感想文:スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け
日記:2019年12月某日
映画「スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け」を見る.
2019年.監督:J・J・エイブラムス.
出演:デイジー・リドリー(レイ),アダム・ドライヴァー(カイロ・レン),ジョン・ボイエガ(フィン),オスカー・アイザック(ポー・ダメロン),マーク・ハミル(ルーク・スカイウォーカー),キャリー・フィッシャー(レイア・オーガナ),ビリー・ディー・ウィリアムズ(ランド・カルリジアン),ルピタ・ニョンゴ(マズ・カナタ),ハリソン・フォード(ハン・ソロ).
42年間にわたるシリーズの掉尾を飾る映画.レイア姫とハン・ソロのひとり息子:カイロ・レンと,ルーク・スカイウォーカーから奥義を授かったレイとの闘いは,甦った帝国の皇帝:パルパティーンによる宇宙全域に対する攻撃を目前に激しさを増していた….
とにかく面白い,息をもつかせぬテンポの良い展開は痛快だ.
この映画はカイロ・レンとレイとの確執に留まらず,帝国軍の攻勢に対する義勇軍の,英雄兵士達の物語なのだ.彼等が全面に押し出す終盤のスターウォーズの映像は,血湧き肉躍る勇壮さ.
一方で,ジェダイとしての決着をひとりでつけようとするレイとパルパティーン,カイロとの対決シーンもまことに見応えあり.
ハン・ソロ,ルーク,レイア姫が元気に登場するのも素晴らしいが,一方でレイとカイロ・レンの成長も嬉しい.42年間9作品の重みが大きいという特別な背景があるとは言え,とにかくも142分の長尺を一気に見せる映画としての力は素晴らしい.
ファン必見の映画,見て損はなし.ミレニアム・ファルコン号を見るのもこれが最後か.
★★★★☆(★5個が満点)
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