独断的映画感想文:ジョン・ウィック:チャプター2
日記:2019年12月某日
映画「ジョン・ウィック:チャプター2」を見る. 2017年.監督:チャド・スタエルスキ.
出演:キアヌ・リーヴス(ジョン・ウィック),コモン(カシアン),ローレンス・フィッシュバーン(キング),リッカルド・スカマルチョ(サンティーノ・ダントニオ),ルビー・ローズ(アレス),フランコ・ネロ(ジュリアス),クラウディア・ジェリーニ(ジアナ・ダントニオ),ブリジット・モイナハン(ヘレン),ランス・レディック(シャロン). 前作で奪われた愛車:フォード・マスタングを奪回したジョンを,古い知人・サンティーノが訪れる.以前サンティーノがジョンに力を貸したときの「血の制約」に基づいて,彼の依頼を果たすよう求めたのだが,ジョンは引退を理由に断る.
ところがサンティーノの攻撃で彼の家は爆発炎上してしまう.コンチネンタルホテル支配人ウィンストンの勧めでサンティーノの依頼を受けることにしたジョンは,イタリアに飛ぶ.サンティーノの依頼は,裏世界の主席連合の席を継いだ実姉・ジアナの暗殺だった. 地下道を伝ってジアナの面前に現れたジョン,ジアナは全てを悟って自殺する.ジアナの警護達の追撃を振り切ったジョンは,更に口封じにかかったサンティーノの殺し屋達との壮絶な闘いに勝利する.ニューヨークに帰ったジョンに対し,サンティーノは実姉の仇として,700万ドルの賞金をかけ,ニューヨーク中の殺し屋達がジョン暗殺のために動き始める….
前作同様のテンポとスピード感で,前作を上回る規模での闘いが繰り広げられるが,いささか質より量という感じがしないでもない.見どころはジアナの自死のシーンとその警護者カシアスとジョンとの対決だろう.掟と制約に縛られたジョンがどのようにその桎梏から抜け出るのかは,更に続く作品に委ねられそうだ.
★★★☆(★5個が満点)
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