独断的映画感想文:ワイルド・スピード/スーパーコンボ
日記:2020年5月某日
映画「ワイルド・スピード/スーパーコンボ」を見る. 2019年.監督:デヴィッド・リーチ.
出演:ドウェイン・ジョンソン(ルーク・ホブス),ジェイソン・ステイサム(デッカード・ショウ),イドリス・エルバ(ブリクストン),ヴァネッサ・カービー(ハッティ),ヘレン・ミレン(マグダレーン・ショウ),ロリ・ペレナイス・トゥイサノ(ルークたちの母). MI6の女性エージェント・ハッティは,ウィルス兵器の受け渡し現場を襲いウィルスを抑えるが,テロ組織のサイボーグ・ブリクストンに急襲され部下を皆殺しにされる.ハッティは止むなくウィルスを体内に注入し単身その場を逃れるが,テロ組織はハッティが部下を殺して兵器を持ち逃げしたとの情報を流し,ハッティは孤立する.
元FBIのホブスと元MI6のショウが招集を受けハッティ捜索を要請され,不仲の二人は止むなく協力して捜査に乗り出すが,ハッティはショウの妹だった.ウィルス発症の前にハッティを見つけ出し,組織からウィルス抽出装置を奪ってウィルスを体外に取り出せるか,最強の敵ブリクストンとの熾烈な闘いが始まる….
すっかりドウェイン・ジョンソンとジェイソン・ステイサムの作品となったこのシリーズ,今回はこの2人は制作者でもある.ロンドン市中を駆け巡るカーチェイスから,最後のサモア島での銃無しで挑むブリクストン等との最終決戦まで,殆どノンストップで進行するアクションシーンに,とにかく圧倒される.
一方でショウとホブスのそれぞれの母親を巡るエピソードが絡んでいて,物語も味がある(ヘレン・ミレンのショウの母と小錦に似たホブスの母はいずれも見応えあり).無条件に楽しめるエンタメ映画,見て損はなし.
P.S.前半のロンドン市内での度肝を抜くカーチェイスは凄かった.エンドロールは10分にも及ぶ.この映画1本でこれだけの雇用を生んだのだ.日本の映画ではいずれも考えられないことだ.★★★★(★5個が満点).
人気ブログランキングへ
コメント