独断的映画感想文:キリング・ミー・ソフトリー
日記:2020年6月某日
映画「キリング・ミー・ソフトリー」を見る.
2001年.監督:チェン・カイコー.
出演:ヘザー・グレアム(アリス),ジョセフ・ファインズ(アダム),ナターシャ・マケルホーン(デボラ),イアン・ハート(ダニエル).
ロンドンでweb関係の仕事をしているアリスは,同棲中の恋人と平穏な暮らし.ところが通勤途中でふと目を見交わした男に心を奪われたアリスは,誘われるまま男の家に行き,激しいセックスに我を忘れる.
男・アダムは高名なアルピニストだったが,アリスはアダムを深くは知らないまま同棲中の恋人を捨て,アダムとの結婚に突き進む.しかし結婚前後から,アリスに宛てて警告状が届くようになり,またアダムの過去に不審な点が浮かび上がってくる….
いわゆる青髯ものミステリーだが,映画の尺は短く,謎解きという程でも無い結論が最後に提示されて映画は終了.
ヘザー・グレアムの童顔に似ない激しいセックスシーンが印象的だが,映画としてはやや食い足りない,土曜サスペンス劇場的映画.山岳シーンはお金がかかってないのが明らかだが,せめてイギリスの風景はもう少し丁寧に描写した方が良かった.
★★★(★5個が満点).
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