独断的映画感想文:ゴジラ キング・オブ・モンスターズ
日記:2020年8月某日
映画「ゴジラ キング・オブ・モンスターズ」を見る.
2019年.監督:マイケル・ドハティ.
出演:カイル・チャンドラー(マーク・ラッセル),ヴェラ・ファーミガ(エマ・ラッセル),ミリー・ボビー・ブラウン(マディソン・ラッセル),渡辺謙(芹沢猪四郎博士,チャン・ツィイー(アイリーン・チェン博士/リン・チェン博士),ブラッドリー・ウィットフォード(スタントン博士),サリー・ホーキンス(ヴィヴィアン・グレアム博士),チャールズ・ダンス(アラン・ジョナ).
ゴジラとムートーの戦いで息子を亡くしたラッセル夫妻,エマは巨大生物対策組織モナークの一員としてモスラの生誕に立ち会う.自らの開発したコミュニケーション装置オルカの働きでモスラを鎮静化に成功したエマ博士,しかしそこに乱入したテロリスト・ジョナの一味にエマと娘のマディはオルカとともに拉致される.
事態を重く見たモナークの芹沢博士は彼女らの行方を追うが,ジョナ一味は先手を打って南極基地の氷柱からキングギドラを開放する.エマの夫マークは母子救出のため南極基地に急行するが,エマは自らの意思で救出を拒否,ジョナらと去っていった….
地球にとって人類こそが病原菌と断じ,巨大生物の開放で新たな秩序を呼び込もうとするエマ,しかし邪悪な最強の怪獣・キングギドラは巨大生物の上に君臨,ラドンと連携して,対抗するゴジラ・モスラとボストンでよつ巴の最終決戦を繰り広げる.
筋書きは少年向けの物語だが,スキのない映像で迫力満点のエンタテインメントとなった.
最終場面では勧善懲悪感が強すぎて,マディがゴジラにウィンクを送るあたりは違和感がある.ゴジラ=荒ぶる神であって,ゴジラは人類の敵・味方と云う観点を超えた存在であろう.
★★★(★5個が満点).
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