番外:独断的歌舞伎感想文 九月大歌舞伎 第1部:寿曽我対面・第2部:色彩間苅豆
日記:2020年9月某日
九月大歌舞伎「第1部:寿曽我対面(ことぶきそがのたいめん)・第2部:色彩間苅豆(いろもようちょっとかりまめ) かさね」を見る. 第1部出演:工藤左衛門祐経(梅玉),曽我五郎時致(松緑),曽我十郎祐成(錦之助),近江小藤太(坂東亀蔵),化粧坂少将(米吉),八幡三郎(莟玉),梶原平次景高(吉之丞),梶原平三景時(橘三郎),小林朝比奈( 又五郎鬼王新左衛門(歌六),大磯の虎(魁春).第2部出演:与右衛門(幸四郎),捕手沢田(隼人),同 飯沼(鷹之資),かさね(猿之助).
第1部は11時から,客の入りは悪く拍手も非力,舞台の偉容に比べて寂しい限り.久しぶりに見た松緑が元気そうで何より.いったん外で食事して13:40から第2部.こちらは少しお客が増えて,花道の出や見えを切った時の拍手も力強い.幸四郎は8月に続いてしっかりした役を務めている.猿之助は8月の狐に続いて今度は幽霊ということで,こちらも見事な踊り.
清元はたまたまだが尾上右近=清本榮寿太夫の出番にあたって,父の延寿太夫とともに舞台を務めていたのを拝聴.もう一人は清元一太夫かと思うがマスクを着けているため確信できず.
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