独断的映画感想文:真昼の死闘
日記:2020年10月某日
映画「真昼の死闘」を見る.
1970年.監督:ドン・シーゲル.
出演:クリント・イーストウッド(ホーガン),シャーリー・マクレーン(サラ),マノロ・ファブレガス(ベルトラン大佐),アルベルト・モリン(ルクレール将軍).
3人の荒くれ男に襲われた女性を助けた凄腕ガンマンのホーガン,助けた女性はなんと尼僧だった.伝道のため北に向かうというサラと連れだったホーガンは,メキシコ人の依頼で占領しているフランス軍の城砦を襲う手伝いをし,金庫のお金は頂くという約束.
サラと親しくなり,また襲う城砦は以前サラがいた修道院で,隣の教会から攻撃可能との情報を聞きこんだホーガンは,サラを伴ってメキシコ人グループとの合流を目指すが….
フランス軍とメキシコゲリラの戦いにガンマンと尼僧が巻き込まれるという,一風変わった西部劇.
この尼僧が何ともいわくありげで(やってる俳優が俳優ですから),またガンマンもカネだけが目的かと思うと結構命がけでメキシコ人のために働く.最後は壮絶なドンパチの果てに大団円という,まあ肩の凝らない映画.
突っ込みどころは満載だが,テンポが良いので最後まで一気に見てしまう.しかし邦題はあまりにいい加減,死闘が行われたのは真夜中.もっとも原題も「尼僧サラへの2頭のラバ」でこれもどうかしている.
★★★☆(★5個が満点).
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