独断的映画感想文:アイネクライネナハトムジーク
日記:2020年12月某日
映画「アイネクライネナハトムジーク」を見る. 2019年.監督:今泉力哉.
出演:三浦春馬(佐藤),多部未華子(本間紗季),矢本悠馬(織田一真),森絵梨佳(織田由美),恒松祐里(織田美緒),萩原利久(久留米和人),八木優希(亜美子),成田瑛基(ウィンストン小野),こだまたいち(斉藤さん),MEGUMI(板橋香澄),柳憂怜(久留米邦彦),濱田マリ(久留米マリ子),伊達みきお(サンドウィッチマン)(セコンド),富澤たけし(サンドウィッチマン)(セコンド),貫地谷しほり(美奈子),原田泰造(藤間さん).
伊坂幸太郎原作の一種の群像劇. 仙台駅前で街頭アンケートをしている佐藤,駅の街頭ビジョンにはウィンストン小野の世界ヘビー級タイトルマッチが流れている.佐藤は路上ライブの歌手を聞いていた本間紗季にアンケートに協力してもらうが,その姿に引き付けられる.
佐藤は友人の織田一真と,仲間の結婚式に行く途中,警備の仕事をしている本間紗季に再会する.一方,一真の妻・由美の友人美奈子は,電話だけで付き合っている男性がいたが,それはウィンストン小野だった.それぞれの出会いから10年が経って….
群像劇で登場人物の関係がなかなかわからないのに加え,時間進行が相前後して,話の全体が極めて判り難い.それがわかった頃に,話は唐突に10年後に飛んでしまうという,とっ散らかった映画. 話の整理が下手で,物語のメインは誰かと云うことも良く判らない.映像も通常のテレビドラマと大して変わらなく魅力に乏しい.10年経っても相変わらず路上に立っているミュージシャンは何かの象徴なのだろうか,不明.
だいたい題名の意味が良く判らない.そうそうたるメンバーが出ているのに,魅力をほとんど感じない映画,残念.
★★(★5個が満点).
人気ブログランキングへ
コメント