独断的映画感想文:MORTAL モータル
日記:2021年7月某日
映画「MORTAL モータル」を見る.
2020年.監督:アンドレ・ウーヴレダル.
出演ナット・ウルフ(エリック),イーベン・オーケルリー(クリスティン),ペール・フリッシュ(ヘンリク).
体に火傷を負い,放心状態で森から街に出てきたエリック.彼をホームレスと思い絡んできた青年は,彼の身体に触れただけで死んでしまう.殺人犯として警察に拘束されたエリック,しかし怯えた様子で何もしゃべらない.警察署長は臨床心理士のクリスティンに彼と面談するよう依頼する.クリスティンの面前でエリックは自分に宿った能力を明らかにするが,それに怯えなかったクリスティンにエリックは心を開く.一方,アメリカ大使館はエリックの存在を知り,エリックがアメリカ国籍であることから介入してくるが….
この映画も昨日の「海を駆ける」に続く不思議映画.美しいノルウェーの風景をバックに(カメラがめちゃ綺麗)始まる映画だけに,リアリズムの映画かと思ったら実はアメコミも真っ青の奇想天外映画.新たな存在となったエリックを描くラストシーンは,ハリウッド映画ならここからシリーズ化が始まるかという展開だが,本作はどうなんだろ.
★★☆(★5個が満点).
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