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2021/11/19

番外:独断的歌舞伎感想文 吉例顔見世大歌舞伎 第3部 花競忠臣顔見勢

日記:2021年11月某日
歌舞伎座で「吉例顔見世大歌舞伎 第3部」を見る.2111kabukiza_hh1000_e8d42fca71b22da9d810 河竹黙阿弥 作,渡辺霞亭 作,戸部和久 補綴,石川耕士 構成・演出,市川猿之助 演出.「花競忠臣顔見勢(はなくらべぎしのかおみせ) 序幕:第一場 鶴ヶ岡八幡社頭の場 第二場 桃井館奥書院の場 第三場 稲瀬川々端の場 第四場 芸州侯下屋敷の場 第五場 同 門外の場,大詰:第一場 槌谷邸奥座敷の場 第二場 高家奥庭泉水の場 第三場 元の槌谷邸の場  第四場 花水橋引揚げの場」.出演:顔世御前後に葉泉院/大鷲文吾(尾上右近),河瀬六弥(歌之助),源蔵姉おさみ(笑也),高師直/戸田の局/河雲松柳亭(猿之助),晋其角(猿弥),大星由良之助(歌昇),井浪伴左衛門(錦吾),桃井若狭之助/清水大学(幸四郎),足利直義/お園(新悟),寺岡平右衛門(宗之助),大星力弥(鷹之資),塩冶判官/槌谷主税(隼人),龍田新左衛門(廣太郎),赤垣源蔵(中村福之助),小浪(米吉).
若手中心に黙阿弥の「十二時忠臣蔵」を編集した,忠臣蔵の外伝.討ち入りの前4日間の出来事を5つのエピソードにまとめ,クライマックスに討ち入りと引き揚げを配した.若手が伸び伸びと忠臣蔵のお役を務めて,なかなか楽しい舞台.
中でも序幕第四場,右近の葉泉院と歌昇の由良助の芝居が,双方寡黙な演技ながら気持ちがよく伝わり,感銘を受けた.右近は5月の三人吉三や10月の八百屋お七の好調が続いている感じ.
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