独断的映画感想文:アメイジング・グレイス アレサ・フランクリン
日記:2022年5月某日
映画「アメイジング・グレイス アレサ・フランクリン」を見る. 2018年.製作総指揮:ステファン・ノヴィツキ,ジョイ・キャリー,アレクサンドラ・ジョーンズ.企画実現と製作:アラン・エリオット.製作:ジョー・ボイド,ロブ・ジョンソン,チエミ・カラサワ,スパイク・リー,サブリナ・V・オウェンズ,ジェリー・ウェクスラー,ティレル・D・ウィットレー,ジョセフ・ウルフ.撮影:シドニー・ポラック.出演:アレサ・フランクリン,ジェームズ・クリーブランド,コーネル・デュプリー,チャック・レイニー,ケニー・ルーパー,パンチョ・モラレス,バーナード・パーディー,アレキサンダー・ハミルトン. 1972年1月にロサンジェルスにあるニュー・テンプル・ミッショナリー・バプティスト教会で,2日間にわたって行われたアレサ・フランクリンのライブ録音は,ゴスペルアルバム『Amazing Grace』として発売され,Billboardチャート7位を記録し300万枚以上を売り上げる大ヒットとなった.このとき同時に撮影された映像は,技術的な理由から長らく公開されなかったが,その後問題がクリアされ,2018年にドキュメンタリーとして発表された. アレサ・フランクリンの最盛期の爆発的な力を持った熱唱,共演スタッフらの高い音楽レベルでの至福の境地での演奏が,感銘的だ.会場の宗教的興奮にも圧倒されるが,その熱狂についていけない日本人観衆もいるかもしれない.それにしても一見の価値あり.ちなみに観客席にいたミック・ジャガーもカメラに捉えられている.
★★★☆(★5個が満点).
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