独断的映画感想文:ときめきに死す
日記:2022年8月某日
映画「ときめきに死す」を見る.
1984年.監督:森田芳光.出演:沢田研二(工藤直也),樋口可南子(梢ひろみ),日下武史(中山),矢崎滋(新条),岡本真(谷川),岸部一徳(泳ぐ男),宮本信子(旅館のおかみ),加藤治子(おたえさん),杉浦直樹(大倉洋介).
別荘風の建物で暮らす男・工藤と管理人の大倉.工藤は体を鍛え山林を駆けまわり,酒も飲まずストイックな生活を続けている.大倉は自称歌舞伎町の医者,新条という男の電話の指示で,工藤の食事を作り身の回りの世話をして体調を管理する.一方画面にはコンピュータを操る少年とその親らしい中山が登場し,新宗教という新興宗教のために工藤と大倉を監視している様子が描かれる.やがて大倉を通じ工藤に指示が出るが….
沢田研二扮するテロリストの物語.といっても沢田研二がそもそも柄でなく,とてもリアルな暗殺者とは思えない.その殺害方法も全く素人のようなやり方で,お粗末なことこの上ない.とてもまともな映画とは思えず,辛抱強く見たあげく得たものは失望のみ.
☆(★5個が満点).
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