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2025/06/04

独断的映画感想文:丘の上の本屋さん

日記:2025年6月某日
映画「丘の上の本屋さん」を見る.
2021年.イタリア・ユニセフ共同制作.監督・脚本:クラウディオ・ロッシ・マッシミ.1_20250607183001
出演:レモ・ジローネ(リベロ),コッラード・フォルトゥーナ(ニコラ),ディディー・ローレンツ・チュンブ(エシエン),ピノ・カラブレーゼ(教授),フェデリコ・ペロッタ(ボジャン),アンナマリア・フィッティパルディ(キアラ).2_20250607183001
イタリアのとある田舎町(ロケ地はイタリアの最も美しい村の一つとされているチヴィテッラ・デル・トロント),丘の上のテラスに面し,一軒の古本屋がある.店主のリベロは老人,訪れる町の人々との,穏やかな日々が描かれる.壁にはスペインのベストセラー小説「風の影」で作者,カルロス・ルイス・サフォンが述べた言葉「持ち主が代わり,新たな視線に触れるたびに,本は力を得る」が掲げてある….3_20250607183001
ある日,本屋の前に佇むブルキナファソからの移民の少年・エシエンに気付いたリベロは,お金が無いから本を買えないというエシエンに,只で本を貸すことにする.少年はすぐに本を読んでしまい,リベロは次々にエシエンに本を貸し続ける.それらの本は,コミック,イソップ物語,星の王子様,白鯨,シュヴァイツァー伝,アンクル・トムの小屋,ロビンソン・クルーソー,白い牙,ドン・キホーテ,世界人権宣言.最後の本は,リベロがエシエンにプレゼントした.4_20250607183001
この物語を軸に,映画は隣のカフェのウェイター・ニコラと家政婦・キアラのロマンスや,本屋の個性的な客たちを描いていく.心温まる佳作だが,ちゃんと最後のドラマはある.世界人権宣言を抱えて,エシエンがリベロからの手紙を読むラストシーンが,印象的だ.5_20250607183001
★★★☆(★5個が満点).
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