番外:独断的歌舞伎感想文:国立劇場歌舞伎名作入門:盛綱陣屋
日記:2022年3月某日
国立劇場で歌舞伎公演:を見る.
近松半二=作.「近江源氏先陣館(おうみげんじせんじんやかた) 一幕 -盛綱陣屋-」.国立劇場美術係=美術.出演:佐々木盛綱(尾上菊之助),高綱妻篝火(中村梅枝),信楽太郎(中村萬太郎),伊吹藤太(中村種之助),盛綱妻早瀬(中村莟玉),高綱一子小四郎(尾上丑之助),盛綱一子小三郎(小川大晴),古郡新左衛門(嵐橘三郎),盛綱母微妙(上村吉弥),北條時政(片岡亀蔵),和田兵衛秀盛(中村又五郎).
まず萬太郎の解説があり,休憩後ほぼ2時間の舞台を一気に上演.今回の注目は何と言っても初役の盛綱を演じる菊之助,なかなかの熱演で今後が期待される.
小四郎を演じる丑之助は昨年9月以来の2回目で,この芝居では菊之助の先輩である.はかなげな声ながらセリフが良く通って,哀れさが涙を誘う.又五郎が元気な和田兵衛で良かった.
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